綾

ザ・エッジ・オブ・ウォー 戦火の愛の綾のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

キーラとキリアンの並びが見たかったので…!!ずっと気になってた。本当に絵になるふたり。いつまででも見ていられる。

そして女同士の微笑み、素晴らしかったな… ラストシーンが大好きだった。

ただ、いろんなテーマがごちゃごちゃ盛り沢山なのにどれも深くは響かず、登場人物たちも軽薄に思えて感情移入がむずかしかった。もう、みんな悪いよね…(ウィリアム以外)って。

ディランとヴェラの郷愁、互いへの特別な思い、ウィリアムの戦争体験、キャトリンとヴェラの「女として生きる」こと、詩人の苦悩、女同士の絆…… すべて、ドラマシリーズとかで丁寧に描かれていたら、もっと感動したかもしれない。本作はすごく自己補完?しながら観ていた気がする。

そしてディラン・トマスって実在の人物なのね… と観た後に知った。あの、インターステラーの「穏やかな夜に身を任せるな」の作者か…!

ノーランといえば、オッペンハイマーでやっぱりキリアンかっこええ… となってずっと気になってた本作を観たし、これからダンケルクを観るときは、謎の英国兵を待つ奥さんをキーラで妄想するだろうな。

あまりハマりきれなかったけれど、キーラとキリアンのふたりは本当に「美しい」という言葉がぴったりだったし、女同士の結末が大好きだった。
綾