時は源平が争う時代、
京の都では武者達が次々に倒される事件が多発していた。
五条大橋で現れる為に正体不明の彼らは
”五条の鬼”と呼ばれ恐れられていた。
神のお告げを聴いた僧である弁慶は、
過去の過ちを清算すべく「鬼」と対決することを決意するが・・
タイトルも誤解を招きそうな、
一見和製SFにありがちな方向にある作品かと思いきや、
粗雑な造りな魑魅魍魎などは一切出てこない、
以外に硬派な映画です(笑)
非常に大事な存在である遮那王に今や国際的に評価されつつある
浅野忠信、武蔵坊弁慶に隆大介を据え、物語に真実味を持たせます。
ストーリーは意外な展開をみせるために、
一見の価値はあると思います。
ですが、正直以外に地味な造りである為に
途中でだれる感がありました。あとラスト近くのある部分が、
ちょっと間違った方向に行きかけて残念です。
徹底して硬派な映画にして欲しかったのですが・・