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ベルリン・天使の詩のprocerのレビュー・感想・評価

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
3.8
きっと若い時に観たら、
感じるものもありますが少なかったろう。

半世紀生きてきて、もちろん色んな
経験をしてきた。
ラスト10分に詰まった本質に
感じいる人は分かれるかもしれない。
今の私には刺さり過ぎました。

前半はモノクロで描かれる天使の視点。
近寄ると心の声が聞こえる。
乱れた危うい心の人にそっと触れると、
その人の心は少しポジティブになる。
宗教的な押し付けもない描き方が
とても良かったです。
何故ならば、
そうして俯瞰しながら見守る姿は、
福祉の現場そのものでした。
寄り添って共存し、援助する。
でもこちらは感謝や見返りを求めない。

ピーターフォークの役所が最高に
好きです!

これだから映画はやめられない。
素晴らしい一本でした。
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