どーもキューブ

スパイ・ゲームのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

トニスコのロバートピッドゲーム



 2011年2月16日 17時04分レビュー

 

2001年作品、トニースコット監督、「スパイゲーム」。

圧倒的なシンプル列車アクションで2011新春早々素晴らしくトニスコエポックフィルム「アンストップバブル」を叩いたトニースコット監督。 

トニスコの過去を振り返るという事で
レッドフォード、ブラピのよくみりゃ似ているこの師弟関係二人の共演を鑑賞となりました。






ロバートレッドフォードファンのオールディーズファン方に是非オススメいたします!

レッドフォードお年をめしましたねぇ。しげしげ眺めて思っちゃいました。
落ち着きはらった、かつ冷静アグレッシヴなスパイを行います。
本作のストーリーテラーです。

物語は、引退間近のCIA職員ロバートレッドフォード。
最後の1日は、とんでもないスパイゲームとなる。そのゲームには、ブラットピッド扮する謎の若者が潜んでいるのであった。
スパイゲームの中身とは?
いかなるゲームとなることやら?

当初は、新人映画監督の二作めにあてがわれた企画
ビックバジェットに見合う監督として名乗り上げたトニスコ。

綿密な調査をいつもトニスコは実行するそうです。CIAの会議室は、視察済みの忠実再現。役者の幹部もすべて「ありえる」顔でチョイスしたそうです。

二代俳優の共演、物語の語り口の課題をひとつひとつクリアーすべくトニスコ演出を行ったそうです。

超派手なアクションや大ドンデンを期待してはいけません。

静かなスパイアンドトニスコアクションを期待してもらいたいと思います。

展開も地味ですが、スパイ攻防、情報操作具合トニスコ仕様のスピードで展開。

画面にばっつんばっつん時刻が刻むの本作からやってるんすね!

「サブウェイ123」の時にもテロップ時刻、でまくってました。
まあ、嫌われる要因にもなってるんですが、、。そこがいいんですね。

トニスコといえば音楽のハリー・グレッグソン=ウィリアムズ の、デュンデュンサウンドもハマっています。
ハリーはディズニー、ドリームワ-クスのアニメ作品からトニスコ専属サントラ仕様になりつつりますね。個人的にかなり好きです。サントラほしい。

勿論ブラットピッドファン必見、謎の存在が次第に明らかになっていきます。

ブラピがどこと無く若くみえます。503(リーバイス)の宣伝のときのようだ(たとえふるい)

おまけゲストに何故か、シャーロットランプリングの登場。おみのがしなく。

冒頭のタイムシュチュエーションは、さながら「ビバリーヒルズコップ2」のようです。

見る、見られる展開。たくさんのブラウン管とトニスコ映画共通のアイテムも映り込み登場。


さて
時間軸迫るトニスコ映像満載のスパイアクション。スパイゲームの行方はどちらに軍配があがるのでしょうか?

トニスコのロバート&ブラピのスパイゲームぜひ、お楽しみください。

追記
音声解説からレッドフォードは、事前調査を綿密に準備、現場に挑む俳優。
 
ブラットピッドは、なりゆきやその場のアクシデントで閃くタイプだそうです。

「リバーランズスルーイット」の師弟関係が作品をさらに良くしていると感じました。

ちなみにトニスコは、レッドフォード監督「クイズショー」がマイベスト十本にはいるほど、映画監督ロバートレッドフォードを認めていました。(音声解説より)
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