タカシサトウ

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗のタカシサトウのレビュー・感想・評価

3.7
 善玉のブロンディ(クリント・イーストウッド)と悪玉のエンジェル・アイズ(リー・ヴァン・クリーフ)と卑劣漢テュコ(イーライ・ウォラック)の三人の三つ巴の奪い合い。

 何とも不思議な西部劇で、3時間もあるが、台詞が極端に少なく、クローズアップの多様で、眠くなる程ゆったり進む。これは、監督のセルジオ・レオーネと音楽のエンニオ・モリコーネの組み合わせによるものなんだろうかと思った。

 三人共、キャラが強く、欲望のままに生きて、ぶつかり合い、終わっていくさまが、余韻が残る。
 
 セルジオ・レオーネの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を思い出した(2024.8.17)。