善玉のブロンディ(クリント・イーストウッド)と悪玉のエンジェル・アイズ(リー・ヴァン・クリーフ)と卑劣漢テュコ(イーライ・ウォラック)の三人の三つ巴の奪い合い。
何とも不思議な西部劇で、3時間もあるが、台詞が極端に少なく、クローズアップの多様で、眠くなる程ゆったり進む。これは、監督のセルジオ・レオーネと音楽のエンニオ・モリコーネの組み合わせによるものなんだろうかと思った。
三人共、キャラが強く、欲望のままに生きて、ぶつかり合い、終わっていくさまが、余韻が残る。
セルジオ・レオーネの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を思い出した(2024.8.17)。