ガブXスカイウォーカー

晴れ、ときどき殺人のガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

晴れ、ときどき殺人(1984年製作の映画)
3.1
《あらすじ》
コールガール殺人事件を目撃した北里産業会長、北里浪子(浅香光代)は、犯人に娘の可奈子(渡辺典子)を殺すと脅されたため、無実の人間に罪を着せ自殺に追い込んでしまった。数ヵ月後、浪子は脅迫状の筆跡から真犯人は北里家の身近な人間だと気づくが、アメリカ留学から帰国した可奈子にその名を告げる前に病死してしまう。後日、浪子の通夜に怪しい人間が続々と現れるのだが、はたしてコールガール殺しの犯人は・・・・。


地味でありきたりなうえにあまり笑えないギャグミステリー。
対象は一般向けなのに何度も出てくる女の裸体をいやらしく撮るのはいかにもピンク映画出身の井筒和幸監督らしい。
特筆すべきはやはり主演の渡辺典子だろう。薬師丸ひろ子、原田知世に比べるとちょっと地味だけど、堂々のヒロインぶりだ。彼女を観るだけでもこの凡作の価値はある。