〜で1人きり、な映画を観ようキャンペーンをしていたとき、観なければと思っていた作品。でもなんとなく、事故で漂流→サバイバル→助かる→ハッピーエンド、ってありきたりな話かと思っていたので、また今度、と思っているうち時が過ぎ。
さて、ストーリー展開は想像通りでした、が、一人ぼっち感や時間が過ぎていく絶望を、可能な限り長回しで見せていたのかなと思います。そんな意味での臨場感がありました。
でも、トム・ハンクスならではの深い心情表現シーンでゆーっくりカメラが一周するところは、さすがに「長っ!」って思っちゃって、私もまだまだだな、と、よく分からない感想を抱いたりしました。
生死に関わる出来事じゃなくても、人生において「逃げ出したい」「終わらせたい」「あの時ああしていれば良かった」そんな風に思うことはた〜くさんあります。そんなときでも、とにかく息をして、生きていくこと。それの積み重ねが過去を過去にするんだし、未来に進むコツなのかなと思いました。
それにしてもこれ、トム・ハンクスだからできた映像化なんじゃないかな。体型変化、すご過ぎ。痛いシーン、うま過ぎ!