このレビューはネタバレを含みます
名作故に観るのもったいないなと渋っていたが、字幕にて鑑賞。
オードリー・ヘプバーンの美しさが詰まった映画。どの画も美しかった。
タイトルからオシャレでお淑やかな物語かなと思っていたが、想像以上にろくでなし達の恋物語だった。
ストーリー自体はなんとも、という印象だが、これはこれでいいなと思ってしまう。
オードリー・ヘプバーンとジョージ・ペパードだからこそ成立する映画といっても過言ではない。
ヒモだったが、愛する人が苦しむ姿を全力で受け止めるポール・バージャック(ジョージ・ペパード)が男前でかっこよかった。その後の、自分じゃないからと身を引く背中も。
ホリー・ゴライトリー(オードリー・ヘプバーン)が歌うムーンリバーを聴けたので満足。
コーヒーを飲みながら優雅な朝を過ごしたくなる。