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ティファニーで朝食をのhayatoSのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.7
んー、小説を読んで面白かったのと、あとヘップバーンが出てるからみたけど、んー、めちゃ面白い!ってわけではなかった。
ただ分かったのはまだ人生経験が浅い自分にはこの映画の全ては理解しきれないという事だった。
捨て猫、万引き、男、パーティー、家庭、子供、兄、人生、ネズミ。
色々なテーマが混ざりあい、切なくも微笑ましいラストへと進んでいく。
そして、「ムーン・リバー」を歌うヘップバーン。本当に綺麗だった。
ヒューマンドラマなのかラブストーリーなのかはよくわからない。
ただひたすら「愛」とは何か「人生」とは何か「幸福」とは何か、ということを終始問いかけてくる映画。
この映画の主要人物であるポールは言った。
「お互いに相手の物になり得ることが、幸福への唯一の道なんだ。」
と。
彼の言っている事は正しいのか、それとも間違っているのか。
それはまだ先の長いこれからの人生でじっくりと考えていくつもりだ。
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