ぬまつ

ティファニーで朝食をのぬまつのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
2.2
規模は「バビロン」の縮小版だけどなかなかにカオスなパーティだった。

主に活躍した登場人物は、女、男、ユニヨシ、オネショ弁護士(言いたいだけ)の4人。と1匹。

いきなり日本語喋る人が出てきてビビった。
この演じた人、日本の血なんて一切入ってない普通のアメリカ人なんだね。
最後この人いいとこ持ってったりしないかなぁと期待してたけど最後まで同じ扱いだったな。

どうしても大好きな「ローマの休日」と比べてしまうんだけど、オードリーの魅力も少ないし、彼氏役もさらに少ないし、トドメでラスト無理やり結ばれた感で萎えてしまった。
このラスト、原作者も激怒したらしいじゃん改悪されたって。

素敵な展開から急に別の人と結婚するとかいう流れに変わるのも意味わからんかったし。
結局9番目の金持ちは何だったんだ。

オードリー、歌うシーンは素敵だったよ。あと爆発にビビるシーン。
でも映画のオープニングから既に完成されたルックスすぎて、不幸な出来事が似合わなかったよ。

午前十時の映画祭に合わせて、U-NEXTでの鑑賞でした。
どうでもいいけど今週NHK BSで本作放送するらしいじゃん。映画館でやってる最中に被せるとか嫌がらせでしょ。

O・Jとかいう人絶対どこかで見たことある人だと思ったら、なるほど「十二人の怒れる男」で指揮ってた人だったわ。
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