ぬまつ

オッペンハイマーのぬまつのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.0
オッピー!!

観てきましたよ新宿での先行上映。
IMAX、35mm、Dolbyと選択肢が3つありましたが、選んだのはIMAX。
0時の販売開始に寝過ごして3時。終わったと思ったけど隅っこの席がポツンと空いてたので何とか確保。

結論としては、内容が難しすぎて、キャストが多すぎて、長すぎて、超絶高評価とはいきません。
でもアカデミー作品賞的にいえばやはり文句なしでした。

単純な見どころのピークの場面は中盤に。
いつ音が鳴るか、すんげぇ身構えてました。でもあれ、もしかしたら鳴らずに終わるのかな、と一瞬緩んだ瞬間にやられました。心臓に悪いです。
自分もあの成功の瞬間に一員として立ち合っていたら相当嬉しかっただろうな。
速攻シーツを入れるように電話かけるわ。(?)

でさっきも言ったけどキャストが多すぎて誰が誰だかサッパリわからないんですよ。
ラミ・マレックとかアレックス・ウルフとか無駄遣いでしょ。
一番偉い人を演じた人、最初誰かわからなかったけど、あぁダークナイトシリーズにも出てたあの人か。でも人選ミスでしょ。俺にはチャーチルにしか見えなかったよ。
フローレンス・ピューは本人かどうかなかなか確信持てなかった。魅せてますよ。昨日のレビューでも言ったように好きではないけど。

これまでずっと脇役で存在感を見せていたキリアン・マーフィが、最初からこのときのためにノーランが描いていたサクセスストーリーだったのか、今作で爆発してくれて、感無量ですね。

とりあえず、まさかアカデミー賞よりも後になるまで遅れるとは思わなかったけど無事公開されてよかったよ。
軽く言うのはよくないけど日本人もちゃんと観るべき映画だなと思いました。
日本を描くシーンはありません。でもこういう経緯で日本に落とされることになったんだなと勉強になりました。
自分も一応は広島の出身なんでね。
作った人を恨むでなく、指示した人を恨むでなく、戦争という形になってしまったこの世を恨まなければ。
将来的に日本人がプーチンをこれ以上恨むことにならなければいいな。

アインシュタインが日本でいう江戸や明治時代くらいまでの人だと思っていたためにしばらく彼の存在が理解できなかったのは内緒。


役者演技★★★★
ヒロイン★★★★
友情家族★★★
主役葛藤★★★★
映像音楽★★★★★
個性斬新★★★★
意外展開★★★
終わり方★★
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