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ティファニーで朝食をのmayaのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.7
ここにきて漸くちゃんと見たけど、さすがオードリー映画、ライフスタイル全部真似したくなります。珍しくタバコめっちゃ吸うのも素敵だった...
内容的には「ほんと昔の女に生まれなくてよかった」っていう、出口の見えない「自立した自由諦めエンド」に悲しくなりました。自由になりたくても経済的な壁にぶつかりまくって尊厳を切り売りしなきゃいけないのは、今でも覚えのある感覚。自立していないのに愛される女になっても、それは小切手同様限りあるものだと、もうみんな気付いてるよね...という時代においては、わりと怖めの結末では。重要な告白のセリフyou belong to meが「君は僕のものだ」と訳されてましたが、英語では違うニュアンスであることを願います。
あとはオリエンタリズムの表象とか教科書で見た「やってはいけない表現」の大図鑑で、「ほんとにやってたんだw」という目で見てしまった...
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