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自転車泥棒のundoのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
3.9
大事なものからすぐに目を離してしまう男の話。
同じヴィットリオ・デ・シーカ監督の「靴みがき」に比べると話が直球でわかりやすい。
タイトルでご察しの通り、大切な自転車が盗まれ、それを探しまわる親子が主人公なのですが、淡々と状況が悪くなりながらも進む話の中で感じる臨場感と無力感がすばらしい。
子供の頃、なくし物を1人でとぼとぼ探しまわった悔しさや悲しさがよみがえるような作品です。
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