人種問題とかいろいろ描かれていたけど、ひとつだけ確かなのはこの映画に出てくる兄弟と妹の目が大好きだったことだ。
終始せつない。なんかせつない。何考えてるかわからんけど。
めちゃくちゃなことが調和してることもある。スリル、渇望、断絶。
すべてわかりやすく、クリーンにすることが幸せではないと思う。
演技としては、わかりにくいことにそのひとの円環を感じた。
個人的には妹が男と寝た後にいう言葉が、すごいと思う。即興で言ってたとしたらカメラ回しながら、鳥肌たつわ。
人がなんとかギリ生きてることに色気と魅力がある。