ちぇるごまる

リトル・ブッダのちぇるごまるのレビュー・感想・評価

リトル・ブッダ(1993年製作の映画)
3.7
予備知識なしでの鑑賞。
ベルナルド・ベルトリッチ監督作品。

チベット仏教の高僧が、世界中から彼の亡き師匠の生まれ変わりの魂を見つける使命を果たし後世にその教えを残して世を去る話。
候補者は3人の子どもたち。
…果たして、真の魂は誰か。

ブッダの誕生から覚醒・真理・輪廻転生が記された本を候補者の子どもに渡す…その内容がファンタジー映像となって表現された時は、手塚治虫原作の「ブッダ」を思い起こさせた。
映画の完成度としては、やや中途半端。←致し方ない気もする
ただ個人的に何の宗教にも属していないが幼い頃からなぜか輪廻転生を信じているため、すんなりストーリーは入ってきた。
けれども、人によっては受け入れ難い映画かもしれないとは感じた。
ベルナルド・ベルドリッチ監督作品は「シェルタリング・スカイ」と本作の2本しか鑑賞していないが、両方に私が感じる共通点は死生観の表現。
今後彼の他の作品も見てみたくなった。
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