Narmy

容疑者Xの献身のNarmyのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
3.1
《1》


東京羽田沖で起きたクルーザー爆発事故。
これは事故なのか、事件なのか、、、
今作は、専門家が事故と予測するこの事件を難なく事件として解決してしまうガリレオこと天才物理学者湯川教授の弱点をつく、ドラマとは少し趣きの違う展開が見どころ!


顔を潰され指紋が焼かれた死体がみつかるが、有力な容疑者にはアリバイがあるため、捜査に行き詰まった草薙刑事と内海刑事はいつものように湯川教授に捜査協力を依頼するが、、

観はじめてすぐに犯人もわかり、おおよその展開が想像できるなか、突飛な内容をいれこむわけでもないのにラストまで飽きさせないのはすごい。
終始もやもやとさせ、少しずつ見方をかえるように誘導し、犯人の心情と計算を引っ掛け問題のように提示していく流れは秀逸𖠶𖠶ꜝꜝ


天才だから、、孤独だから、、純愛だから、、ですべてが許されることじゃないのに、、
ラストまで全然すっきりしない(`-´)

すっきりしない一番の原因はこれなんだろうなとは思う、、↓
この人には一生たどりつくことができない🗻ということが強く伝わってくるひとりよがりの感情が見てとれるシーンが心底嫌な気分にさせる、、

ただ、嫌な気分にはなるけど、堤真一の石神からは、最初から最後まで目が離せなかった〜( Ꙭ)
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