答えのない問題をつきつけられ、終始ﾓﾔﾓﾔしながらﾗｽﾄまで一息に観賞。
予想はしていたけどｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞから静かな衝撃が、、(ﾟﾛﾟ)
今回は時間をかなりおいての2回目の鑑賞なんだけど、それでもﾓﾔﾓﾔ、自分自身の思いも二転三転する。一つだけではなく、様々な問題が含まれていて、それがこの一つの家族に絡まり合うから、余計に思考がうまくまとまらない。そう考えると現実世界においても見えていることは一つでも、実際はいろいろなことが複雑に絡み合っているんだろうなということに気づく。一つとして同じｹｰｽがないなら、どうやって丁寧にｽﾋﾟｰﾃﾞｨに解決すればいいのか、、
今作のﾀｲﾄﾙは文言通り以上のことを含んでいるのか、、
自分としては、印象的なｾﾘﾌは「店においてあるものは、まだ誰のものでもない」、、
「期待がないから、、」の二つ。
束の間の幸せな時間を共有する家族をみて、少しでも長くと思ってしまう自分もやっぱり一方向からしか見れていないと痛感する。
深く関わらないと理解できないからと言って、私達が深く関わることをあきらめ見逃してしまっていいということにはならない。
全体としては、子供2人の対称的なﾗｽﾄが、幾つもの考えを呼びおこさせるようになっていて、、仲良くしていたならそれでいいのか、、犯罪さえしていなければそれでいいのか、、頭の中に問いが流れ続ける。
まだまだ未熟な自分が一つだけ確信を持てることは、幼少期に束の間でも大人に愛された経験がこの先の２人の子供達の人生の救いとなり糧となることは間違いないと思える。
