Narmy

漁港の肉子ちゃんのNarmyのレビュー・感想・評価

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)
3.3
肉子ちゃんの壮絶半生が、優しい声で語られるオープニング!
ここみちゃんの声は穏やかな気持ちにさせてくれてよい感じ♩¨̮

相手のことも自分のことも全然考えられないため、人間関係をうまく始めることが苦手な肉子ちゃん。
その肉子ちゃんの娘は美少女でボーイッシュな菊りん。
運動もできて、本が大好きで、親思いなんて、いい子すぎる!
菊りんは微妙な女の子との付き合いに悩んでいたが、謎の男の子二宮のことが気になって、、、


全体としては、暗くなりがちな背景が根底にあるものの、生きてるだけで丸儲けといわんばかりに、明るさと逞しさと人情味を交えてこの母娘をえがく。
謎イケメン二宮の意外性とかおもろいのかおもろくないのかの狭間で自分としてはツボるんだけど、思いもよらないところに思いもよらない何かがありそうで、それこそ笑っていいのかどうなのかなど、色々考えさせられる。
随所に、しっかりさんまを強調するような目立つアピールもあれば、どことなくなんとなくさんまイズムがかおるようなシーンもあって、不思議な気分になる。
噛めば噛むほど味が出て、どうなるのかとハラハラ興味も湧いてくるという感じかな。
そしてそこを裏切らないラスト( ᵒ̴̶̷̥́ × ᵒ̴̶̷̣̥̀ )‬
原作は読んでいないけど、読んでみたいと思ったくらい、一人一人の設定には興味が湧いた!

今作で一番驚いたのは肉子ちゃんの声、全然大竹しのぶを思い出さなかった、、
声色まで自由自在ってやっぱりすごい𖠶𖠶ꜝꜝ
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