えり

容疑者Xの献身のえりのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
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3回目の鑑賞、必ず泣けるし、松雪泰子が美人母すぎる。大人になってから観ると、こんなにも深い情愛があるものかというメッセージにも泣ける。数学や物理の合理的を好む人間も、感情や殺しという駄目なことを論理で覆すことはできない。むしろ、きっと情が深いからこそ大好きな数学者を目前に両親の看病を選んだし、隣人の殺人を助けたりした、合理的に考えることはできても感情は考える範疇にないんだきっと。ただただ演技が素晴らしくて、毎回泣ける。大人になって、初めて、石神さんが全てを包み込むような愛情を与えて論理上完璧な殺人を終えたことを知ることができた。本当に泣ける。定期的に見た方がいい。
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