えり

君たちはどう生きるかのえりのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

キャストを知って見るしかなくなった。原作?を知らないし前評判も難しそうだったので、理解できるか不安の通り、急に始まって急に終わった。老いと才能の戦いって感想をみて、どういうことかもっとわからなくなっていたけど、途中の白いうふうふ?くらいから解釈でき始めて、なぜこの描写?セリフ?が溢れ出てくる感じ。この感じが、小さい頃に初めて絵本を読んで、わからないことばかりで、興味を持って考えることなのかなと思い出せない幼少期の感覚で、大人になってこういうこと?っと遡るようだった。昔のことを振り返ることは老いでもあり経験でもあるんだなぁと感じた。アニメーションの描写、キャラクター、表現が多彩で理解が追いつかないところが多かったけど、そういうわからない、なんで、が溢れてくる感じが、わかるのが怖いから見えないふりしちゃうとか、知りたいから考えたり調べたりするとか、新しいことへの耐性や向き合い方を気付かされる、自分がこのまま耐えるのかレベルアップするのか、みたいな、戦いってそういうこと?なのかもしれない。。
ストーリーは、海、鳥、石、食べ物、同世代の母が出てきて、心と身体の2次性徴のお話?かなと。幼く純粋に育ってきた自分と、死ぬことや産まれることなど新しく知ってしまうことで変わる自分になりたくなくて純粋な自分を守るために抗いや虚、隠すことをするし、新しいを理解して受け入れるには自分の世界での解釈と周囲との交わりが必要で、それは時間が掛かるし難しいこと。それでも渦に巻き込まれて、なんとか理解する。成長するって大変だし、どう生きるのかは、どう死ぬのか、自分に目を向けて、ダサくてもしんどくても、自分に向き合って自分の目線で周りと融合していく、成長して、生きて、死んでいくには大切なことなんだと感じた。ので、まず部屋の掃除をする。
えり

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