えり

清須会議のえりのレビュー・感想・評価

清須会議(2013年製作の映画)
-
歴史に詳しくなくて清須会議もこの映画で会議名を知った程度なので、役名はすぐに忘れてしまった。それでも理解できて面白いので最後まで見て歴史を知れるところが三谷幸喜の歴史物の凄いところ。史実とのすり合わせはしてないけれど、きっとそうだったのかな?くらいに感じれて見終えられるところが、歴史を知らない私にとっては学びになって素晴らしい。本編は基本的にはきちんとみんな俺が俺がしてたり、儀のためにと、古き時代の人間たちの考えや動きなんだけど、セリフやタイミングや演技がコメディーで、今の自分の考えや動きともそんなに遠からず、昔から通じて今があるなぁと共感ができる部分もある。ようにみせる。史実は、実際のところ確認しようがないけれど、三谷幸喜が歴史が好きで、人が好きで、こう感じたんだよね〜っと教えてくれることが楽しいし、それをセリフや演技やタイミングといったニュアンスで感じ取れることは日本人に生まれてよかったと思える。
えり

えり