atsushi

Ray/レイのatsushiのレビュー・感想・評価

Ray/レイ(2004年製作の映画)
3.8
本作ではレイチャールズの優れた音楽的才能はもちろんのこと
盲目ゆえの慎重さ、心の闇、ビジネス的才能を知ることができた。

失った視力、弟の死の呪縛から逃れるためドラックにのめり込み、女性に弱いという姿も本作では
隠すことなく描かれている。

「ゴスペルを侮辱してる」「メジャーに魂を売った」と言われながらも自分を信じブラックミュージックをポピュラーな舞台に昇華させた才能と功績は大きい。

レイチャールズと言えばブルースブラザースのレイミュージックショップの店主のイメージが強い。
子供の非行に心を痛め、銃を打つ。ハモンドオルガンをブルース兄弟に譲り渡す。
あのシーンは良かった…
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