1974年 イギリス ランカシャー。
ソウルミュージックを基盤としたクラブムーブメント"ノーザンソウル"
ダンスホールでDJが、アメリカから流れてきた無名のレコードをかけ音楽を求めてきた若者たちを熱狂させる。
冴えない高校生ジョンはダンスホールでマットと運命的出会いを果たし、未知の名曲を求めアメリカ行きを決意。
自分の足と耳で探し出すのだ。
ホールに集う人々にとって
一曲一曲が宝物だ。DJは客の喜ぶ曲をチョイスし、客は自分の好きな曲に陶酔し踊り狂う。
レコードのカバーアップのエピソードで喜ぶ2人の姿が微笑ましい。
音楽をきっかけにクソ田舎から新天地を目指すストーリー。
数多くのクールなソウルミュージックとの出会いがある最高の青春映画だった。
一歩一歩成長し夢に近づくジョンが、クソ溜めにハマりそうなマットに手を差し伸べるラストシーンも良い。