このレビューはネタバレを含みます
あの日、車に乗らなかったら。あの日、車に乗ったのが自分だったら。
車に乗ってしまったその日、人生が終わってしまったと思うデイブ。車に乗らなかっ事で奥さんと出会い娘が生まれ、そしてその娘が殺されてしまったと言うジミー。運命は偶然の選択。
ずっと息苦しいまま終盤の答え合わせに向かう。誤解だよジミー。早く真相にたどり着いてショーン。と思いつつもジミーはきっと暴走しショーンは間に合わないんだろうと予感させる。そして後悔すればいいんだ。果たしてその通りになるのだが、ショーンはすべてを分かっていながら目を瞑る。
ミスティック・リバーは全てを呑み込んで流れて行く。
ショーン・ペン怖い。ぬぼーっとしたティム・ロビンス。どうしたいんだケヴィン・ベーコン。ショーン・ペンの奥さんが一番怖い。