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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のmoekoのレビュー・感想・評価

3.8
ハリポタ一気見5作目。
ヴォルデモート復活を認めない魔法省の情報操作のせいで、ダンブルドアは反逆者、ハリーは嘘つきとして祭り上げられます。魔法省はホグワーツにも介入を始め、役人の1人であるドローレスが闇の魔術の防衛術の教師に任命されます。それに対抗するためハーマイオニーの提案でハリーはダンブルドア軍団を結成。そんな中、ハリーは毎日見る悪夢でシリウスが拷問される場面を目撃してしまい…。
ああ、この喪失感。アベンジャーズのインフィニティ・ウォーを見終わった時の気分とよく似ています。ハリーと同じくらい彼の死を悼み悔やんでいます。無理なのはわかっているけど生き返ってほしい。
本作ではハリポタ史上最強の胸くそ女ドローレスが登場します。胸くそすぎて途中でパソコンの画面を叩きたくなるくらい。当分あの甲高い咳払いが耳から離れなそうで嫌になります。ドローレスのせいで前半は耐え凌ぐ時間となっているけど、後半は一気にシリアスモード。ドローレスへの嫌悪感が吹っ飛ぶくらい濃密です。特に戦闘シーンは名場面。あの喪失感さえなければ、もっと全力で楽しめたんだけどなあ。
あと、本作から監督がデヴィッド・イェーツになりましたね。これ以降のハリポタとファンタビを全て監督しているイェーツ。実はこれ以降のハリポタは見ていないので、最後までどのように描かれているのか楽しみ。
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