moeko

X-MEN:アポカリプスのmoekoのレビュー・感想・評価

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)
4.7
古代にミュータントと人間を支配していたアポカリプスが眠りから覚め、全世界を支配しようと企みます。プロフェッサーはアポカリプスに拉致され利用され、一方、マグニートーはアポカリプスの仲間に。残されたミュータントはアポカリプスとの戦いに向かいます。
時系列を整理すると、ファースト・ジェネレーション、フューチャー&パストの後に続くストーリー。フューチャー&パストでX-MEN1〜3はなかったことになったので、その3作とは別の世界の話です。フューチャー&パストを見終わった時は、今まで見てきたのをどうしてくれるんだと思ったけど、初期3作を無きものにした上でこれくらい面白いものができるなら、仕方ない!
プロフェッサー側にはジーン、レイブン、スコット、ハンク、ナイトクローラー、クイックシルバー、モイラ、アポカリプス側にはマグニートー、ストームと、お馴染みのキャラクターが勢揃い。プロフェッサー、マグニートー、ミスティークの関係の結末や、プロフェッサーが禿げた理由、いかにしてX-MENが結成されたか、人間とミュータントの関係はどうなっていくのか等、トピックスが目白押し。アレックスもちらっと登場して、スコットとの意外な関係が明らかになります。そう言えば、マグニートーとクイックシルバーの関係も意外でした。総括すると、X-MEN新章のファーストストーリーとも言える作品です。最高に面白くて楽しかった!
それにしても、エリックはどれだけ失ってどこまで傷付けば報われるんだろう。やっと幸せな人生を送れてるんだなと思ったらこれだもん。毎回必ず1番傷付いてるのは間違いなくエリックです。そろそろ彼のハッピーエンドが見たいです。
もう1つ悲しいのは、毎度のことながら、初見ではないはずなのに私はストーリーを全く覚えていなかったこと。一切思い出さずに最後まで楽しみました。私の記憶力は一体どうなっているんでしょう。
moeko

moeko