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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のTSのレビュー・感想・評価

1.9
【ある意味強烈な五作目】
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監督:デヴィット・イェーツ
製作国:アメリカ
ジャンル:ファンタジー
収録時間:138分
興行収入:約9億3900万$(世界37位)
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最早苦行とさえ思えてくるハリーポッターシリーズなのですが、『ファンタスティックビースト』を見たいがために鑑賞。しかしこの作品はハリーポッターの世界の前の世界を描いてるので、無理に今シリーズを見なくても良い気はしました(笑)スターウォーズやX-MENシリーズは、最初こそ乗れなかったものの徐々に面白くなってきました。しかし、個人的には今シリーズにその兆しは皆無です。。むしろどんどん退屈になってきてます。今作に関してはさらに前作以下のような気がしてなりませんでした。

ホグワーツ魔法学校の五年生になったハリーら。ハリーは人間界で魔法を使うという失態を起こしてしまい退学処分となる。ダンブルドアの尽力により何とか退学処分は免れるものの。。

見所がないといっても過言ではありません。唯一、終盤のある人らの対決は見ものかもしれませんがいかんせん道中が退屈すぎる。映像的にも暗い部分が続き、今作の売りであるファンタジー感が欠落してるようにも見えました。おまけに新キャラとして出てくる魔法省のアンブリッジは、小憎たらしさは満点ですが彼女の言いなりにならざるを得ないホグワーツには少し呆れてしまいます。また、ハリーの恋愛の結果全く緊張感を感じられずに唖然としてしまいます。

最強の敵ヴォルデモートに挑むための一年間といえますが、大した事件が起こるわけでもなく途轍もなく退屈。今シリーズのファンの方々であれば、もうこの世界がスクリーンに出てくるだけで感無量でしょうが、個人的には2時間半これを見るのはかなり辛かったです。

6作目は更に退屈と聞いているので、もう飛ばして死の秘宝を見てしまいたいくらいですがいかがなのでしょうか。。
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