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ホロコーストの罪人のTSのレビュー・感想・評価

ホロコーストの罪人(2020年製作の映画)
3.7
短文感想 78点
ナチス関係の映画は星の数ほどありますが、今作はノルウェーの視点からなのでまた新鮮と言えます。冒頭ではまだノルウェーが平和である様子が描かれているのですが、我々はナチスの侵攻を知っているわけですから、徐々に不穏になってきます。終盤あたりはBGMをあまり流さずに、とある場所に行く様子を恐ろしくも淡々と描いているので印象的でした。どうだろう、まさかのあのタイミングで殺されるなんてどれくらいの人が思っていたのでしょうか。あまりにも無慈悲すぎるホロコーストに関しては、言わずもがな低クオリティであれ何度も何度も映画化して忘却しないようにしなければなりませんね。概ねよかったのですが、エンディングあたりの説明がやや間延びしたので、普通に描いた方が良かったのではと感じました。
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