おたしん

リプリーのおたしんのレビュー・感想・評価

リプリー(1999年製作の映画)
3.6
ストーリーが面白いわけではなかったんだけどとにかくジュードロウがイケメンすぎました。
『ホリデイ』超えました。
もうね200%惚れるよ。
このスコアはほぼ彼の点数です。

序盤急に始まりすぎて付いていけなかった。
トムがイタリアに行くことになる経緯もうちょっと前置き欲しかったわ。
とりあえず黄色い海パンしか覚えてない。

そこからはジュードロウかっこよすぎて満足したって感じ。
そう何だか話がよく分かんなかった。
まあだからこそどうなるんだろうって期待もあったんだけど。
ボートで突然の事件が起きたのは衝撃。
え!そうなるんですか!と。
そんでそっから1時間も何すんだと。
ディッキーが「お前は退屈だ」と叫んでいたように退屈な話が進んでいくのかって。

後半は原題通りthe talented Mr. Ripleyのお出まし。
ディッキーがトムにどんな才能があるのかを聞いたシーンを覚えていたのでそういうことかと思いました。
筆跡を似せたりモノマネできたり特に嘘を付くこと。
巧みに切り抜けていくんだけど何か全然好きになれなかった。
切り抜けるごとに「クソっ!」ってなった。
同情できずむしろトムが追い詰められるほど快感を得るほどに。
いつの間にか嫌いになってました。

彼は一体何がしたかったんだろう。
自分を抑えることができていればピーターと幸せになってたかもしれないのに。
まさか胸糞で終わるとは。
これは才能人リプリーの勝利…?
そもそもリプリーの本当の才能って…?


まあ結局ジュードロウ拝むだけでも見る価値ありますね。
マットデイモンのメガネかけてるときの陰キャ感と外したときのカッコ良さの差も絶妙。
ケイトさんとグウィネスさんはめっちゃくちゃ美人で見惚れちゃう。
あとフィリップシーモアホフマンの演技が嫌らしくて最高。

キスとかしそうでしないぐらいのギリギリが1番ドキドキしますね。
その加減が上手かったと思います。
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