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質屋のTSのレビュー・感想・評価

質屋(1964年製作の映画)
3.1
短文感想 71点
発掘良品第55弾
『十二人の怒れる男』などで有名なシドニー・ルメットの作品。質屋を営む一人の男の葛藤を描いた作品であり、ところどころに映り込む男のフラッシュバックが印象的であります。彼は第二次世界大戦時、ナチスにより妻を殺されているユダヤ人であり、そんな辛い過去をもっているため中々人生をやり直すことができません。ひたすら外界との接触を遮断し、心を閉ざしているのです。個人的にはそこまで響きませんでしたが印象的な作品でありました。
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