●奇跡の力を持った死刑囚に、看守ができる事
■感想
胸の奥深くに残るこの気持ちを何と言えばいいのか
あらすじだけ聞いても、この良さはわからない
90年代の映画にしか出せない深みだし、「ショーシャンクの空に」の監督ということもあって私にはドンピシャの作品でした。
看守がジョン・コーフィにしてあげられること…多分突き詰めれば人類規模での話だし、それも実現なんて出来なくて机上の空論に終わるんだろうな
「雨の中で疲れたスズメのように」
「頭の中にずっとガラスが刺さってるみたいなんだ」
とても詩的で、言葉以上に伝わるものがある。広がりのある喩えで素晴らしいと思った。
人の持つ悪意
ちょっとずつでも善意が感じられる世の中になったら…
そのために、まずは自分が優しくなろう
そう思える映画でした
うわー、出遭えて良かったーーー
2023年4本目