●JAZZってなんだ?
□あらすじ
河原で3年間テナーサックスを吹き続けた主人公は、世界一のサックスプレイヤーになるために東京へ上京する。まずはバンド仲間を見つけたいが…という話。
◯感想
ピアニストの上原ひろみさんの演奏も話題になった映画。
私は大学のときに初心者からアルトサックスを始めました。その時から、ブルージャイアントの噂は聞いていたのですが、結局原作を読むことはなく、一足飛びに映画へ。
経験者だからか主人公の熱いサックスの演奏をあまり楽しめなかった
主人公の演奏(特にバンドを組むかどうかの腕見せのとき)があまりピンと来なかったので、周りのリアクションが入ってこなかった。
超うまいプロ役として出てきたアルトサックスの演奏は、タンギング(舌で音を区切る)まで繊細で美しくてずっと聴いていたかった。
その辺りは完全な個人的な好みですが、演奏に対するリアクションと物語がリンクしてるので、なんとも難しかった。
ドラムは、初心者からどんどん上手くなるというのがすごくリアルな演奏で良かったです。
ピアノは、JAZZとは何かというのが伝わるような哲学を感じました。
主人公の考え方は、周りを熱くさせる。
こういう人が仲間だと心強いしどこまででも行けそうって思える。