このレビューはネタバレを含みます
スピルバーグ、戦場の馬
タッチストーンピクチャー、ドリームワークス提供。アンブリンエンターテインメントプロダクション。原作マイケルモーパーゴ。音楽ジョンウィリアムズ。製作キャサリンケネディ、フランクマーシャル。製作監督スティーブンスピルバーグ。
世界が大好きスティーブンスピルバーグ!
デビュー作の「激突」のカーアクションに始まり
「ジョーズ」の動物もので一躍メガヒット。今やユニバーサルスタジオの看板商品までに!
冒険活劇を求めた「インディジョーンズ」シリーズ
宇宙に夢と不思議な素敵を求めた「未知との遭遇」「ET」
実録、戦争路線
日本とアメリカ少年の戦争の視点「太陽の帝国」
ユダヤ人迫害に正面から切り込んだ「シンドラーのリスト」
戦場を劇場でいや、見ているあなたに体感させる映画「プライベートライアン」テレビシリーズ「バンドオブブラザーズ」
とスピルバーグは、アメリカ映画を引っ張ってきた大監督。
そんなスピル、「タンタンの冒険3D」を淡々と3D化して、超スピードで撮りあげた本作。
「戦火の馬?、スピルバーグの動物ものかな?」
「馬、コッポラも馬物たしか?プロデュースしてたっけ?」 と思いながらスピルバーグファンとして劇場いってきました。
いやースピルバーグが魅せるまさしく、
文部省推奨的
またオールドハリウッドの映画のような昔の語り口のような味わいがあります。
お子様も大丈夫な映画となっております、少々甘い作りではありませんが、オススメできます。
戦火、戦場のお馬さんのお話、お馬視点からみた戦争物語でありました。
この馬の細かい演技がまあスゴい、馬ファン、動物ファン必見!
戦争を駆け抜けたある馬のめぐり逢い。
戦火の馬にうつる人間の姿そこには素晴らしい出会いに支えられた戦争に翻弄される スピルバーグの冷ややかで暖かい人間模様がありました。
あとラスト付近にどこか
「風と共にさりぬ」の影響を感じます。オレンジな光はとてもそれを想起させました。
また戦場シーンも素晴らしい。
私はキューブリックの「突撃」の戦争シーンを思い出しました。とってもシンプルでスピルもまた、挑戦したのだと思いました。カメラワーク必見です。
大変スピルバーグらしい戦争物、先日みた「太陽の帝国」の系譜ともいえるかもしれません。ど
うやら、スピル自身舞台を見てすぐに、映画化したいと思ったそうです。
スピルバーグ魅せる戦火の馬とは?
スピルバーグ、戦場の馬
どんな馬がドラマを駆けぬけるのでしょうか?
是非ごらんください。