また映画絡みの殺人鬼か!!!
「マーダー・フィルム」といい、「ヒルズ・ラン・レッド」といい、映画絡みの殺人鬼多いな!!!w
12年前、とあるホラー映画撮影で役者が監督を惨殺する事件が発生。
事件は目撃者が役者に反撃しで収束、映画はお蔵入りになったが、その後映画を完成させようとする人々が謎の死を遂げてゆく。
その後、映画学校の学生が卒業制作として映画製作に取り掛かる事になる。
大物俳優も参加し、撮影を開始するが…。
映画撮影中の学生たちが何者かによって惨殺されてゆくスラッシャー・ホラー。
監督が「パニック・マーケット」の人&オーストラリアで(当時)大ヒットらしいので観てみたのだが、正直言って物足りなかった。
沢山殺されてはいるのだが、正直グロ方面が微妙すぎる。
首チョンパや焼殺し、切り裂きや突き刺しなど殺害シーンは沢山あるのだが、ちゃんと見せてくれず影や別視点で魅せるだけでイマイチだ!!!
良かったのは殺人鬼が指を切るシーンや溶けるシーン。
被害者の胴体や首を棒が貫通してるシーン位かな。後舌切りシーン。
(しかし、あの貫通状態で生き延びた人がいたのは驚いたw)
肝心のお話も普通。
「誰が犯人だ!?」的なミステリー要素はあるものの、ミスリードはあらかさますぎてすぐ分かる。w
結局殺人鬼は第三者だった。w
しかし、スラッシャーホラーの基本は押さえてあるし、クライマックスもまぁまぁ盛り上がる。
ドラマもそれなりでテンポも悪くないからとりあえず83分の尺を苦痛なく観れはするので、映画出来自体はそこまで酷い出来と言う訳ではない。(面白くもないけど。)
これグロ方面がかなりしっかりしてれば、かなりの良作になったんじゃないか?
そう考えると、かなり勿体なく感じる。
正直観れないわけじゃないけど、グロ目的で観たらがっかりすると思う。
この手の映画が好きな人なら観てもいいかもしれんけど、他にスプラッター描写がしっかりしてるスラッシャー・ホラーは無数にあるので、わざわざ本作を選ぶ理由は薄いと思います。
多分、数日で忘れるんだろうなぁ!!!!w