トランスマスター

バットマン オリジナル・ムービーのトランスマスターのレビュー・感想・評価

3.0
♯147 「どの命も犠牲にできん」

1966年から1968年まで
シーズン3までTV 放映された作品の劇場版

ワーナー・ブラザースではなく
20世紀FOX制作

舞台は終始真っ昼間のゴッサムシティ

バットマンとロビンは新発明のガジェットを積んだ商船が、ヴィランに狙われている情報をキャッチして、バットカーで飛行場まで赴き、バットコプターで商船の真上まで行きバットラダー(ただの縄ハシゴ)で降下すると船は消えてバットマンはサメにかじられてしまう。バットスプレーサメ用を使いなんとかサメから解放されるがサメは爆破してしまう。

これらは4大ヴィラン連合の仕業だった。
ペンギン
ジョーカー
リドラー(字幕はナゾラー)
キャットウーマン

ヴィラン同盟はビームを当てると体の水分を吸収し、サラサラの砂になる新兵器を開発。
国連の要人をこのガジェットで砂にして誘拐する計画を進めるのだった。

◆良い点/注目ポイント
・バットマンのガジェット
バットカー→FORDのコンバーチブル
バットコプター→装飾ヘリ
バットボート→装飾モーターボート
バットラダー→ハシゴ
バットロープ→縄
など全てが緩いです。
・ペンギンが所有するアメリカ海軍の払い下げ潜水艦のデッキでのヒーローとヴィランや海賊の殴り合いで
URKK、SWA-A-P、SPLA-A-Tなど擬音が、アメコミのように出てきます。

◆改善点
・ジョーカーがモブキャラなのは悲しい。

◆総括
・長尺映画の代表格の『バットマン』ですが、105分というタイパ最高な仕上がり。

しかもオリジナルのくせに、パロディのような完全コメディ路線。

『バットマン』映画をフルコンプしたい方にオススメです。

-2023年147本目-