今作は既に鑑賞している一作目や四作目と比べると物足りなさを感じてしまう。今までのシリーズで感じてきたスパイものらしいわくわく要素が著しく少ない。お馴染みのマスクやちょっとした小道具は出てくるものの予想の範疇を超えてくるものがなかった。加えてチームものとしての物足りなさもある。作中ではもちろんイーサンの活躍は数多あるのだが、チームメンバーの活躍があまりない。ビリーなどはもうほとんどいないも同然なのでは。
それでも作品全体から漂うどこかドラマチック仕立てな“ジョン・ウー節”をはじめ大迫力のカーアクションなど楽しめる部分もある。イーサンとナイアのエロティックな出会いで始まる入りも凄くよかった。
このシリーズはなぜか順番に鑑賞していないので近いうちに残りを制覇したいと思う。
