あおや

千と千尋の神隠しのあおやのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.5
ジャパニーズ・ファンタジー・アニメーションのトップ・オブ・トップ。
ハクの登場から、衝撃的な両親ブタ変身描写で冒頭から一気呵成に異世界へと惹き込む。子供ながらに練り込まれ創り込まれた“世界観”にここまで没入させられたのは本作と『ハリー・ポッター』シリーズ一作目くらい。もはや全編名シーンといっても過言ではないこの世界観、個性豊かで魅力的すぎるキャラクター、色鮮やかな色彩、ファンタジーの中の“緊張と緩和”の連続は幼少期から何度となく見ても飽きない。言うまでもないが久石譲の劇中音楽も最高だ。
ジブリ作品は好きなものが多数あるが、もうこの千と千尋の神隠しをこの世に生み出してくれただけで宮崎駿には大感謝である。ありがとうジブリ。ありがとう駿。
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