たつなみ

ペット・セメタリーのたつなみのレビュー・感想・評価

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)
2.0
昔地上波で観たときは『怖いけどなんか切ない話だなぁ…』と思っていたが、父親という立場になって改めて観ると、『随分無責任なオヤジの話だなぁ…』と感じた。

あとやたらと説教臭くて長いよ!
もっと編集すればコンパクトに出来るよ!
肝心のホラー展開はあっという間に終わってしまうし…。

『命は永遠ではない』ということは親が子供に教えるべきこと。
ペットを飼ってるんならそれ位分かるでしょ。
あと『男の意志は岩の様に固い』っていう言葉が出てくるけど、『男は一度思い込んだら考えを変えない』っていう監督の偏見の様な気がしてならない。
女性の監督だし。
『男なら、最愛の息子の死でも受け入れて残った家族を守る覚悟を決めろ』っていうなら分からなくはないが。
教訓とか無くしてもっと人間のエゴとか愚かさを前面に出した方が良かったのでは?

でも小さい子供にゾンビの様な特殊メイク出来ないから、ホラーとしても違和感ありまくり。
あんなカワイイ子に首をカプッっとされても死なんだろ…(^_^;)

神父役で原作者のスティーブン・キングが出ていたのは『おぉっ!』と思った。