このレビューはネタバレを含みます
原題:ONCE UPON A TIME in the WEST
邦題:ウエスタン
166分版を観賞。
もう最初にフランク(ヘンリー・フォンダ)と4人の仲間が、マクベイン家のパパ、パトリック、ティミー、そしてモーリンを虐殺しているシーンを観て知っているからね。犯人は誰だー?!とかは思わない。
マクベイン家のパパと、1ヶ月前にニューオリンズで結婚した花嫁ジル。
御披露目パーティーの日に到着すると死体がズラリ。
シャイアンのコートの端切れがドアに貼り付いていたのもフランクによる捏造だろーなーってなるよねー。
虐殺の濡れ衣を着せられたシャイアン(ジェイソン・ロバース)は意外と紳士的。
ハーモニカをふく男(チャールズ・ブロンソン)はワイルド。何か得体の知れないところも魅力的。
マクベイン殺しが土地絡みだと判明。
マクベインは、町を作るために資材を購入し、鉄道が自分の地所にくるのを待っていた。それまでに駅舎を作っておかないと権利を失ってしまう。
鉄道王モートンによる鉄道施行工事が進みつつある中で、マクベインに駅舎を完成させないためには殺さなきゃいけなかった。家族もろともね。相続人がいてもダメ(笑)
で、当然ジルも狙われる。
郡保安官による競売が始まる。
地所は、ジル・マクベインの土地320エーカー(家畜と家財道具つき)。
競り落としたのはハーモニカ。実に5000ドルで。賞金首のシャイアンを差し出して賞金5000ドルで払う(笑)
なんかハーモニカとシャイアン一味が仲良く駅舎とか作っちゃって笑える。
ヘンリー・フォンダのガンアクションが超格好良いd=(^o^)=b
ぬかるみを這いつくばるモートンをフランクが見捨ててから展開がスピーディーに。
鉄道施行工事は着々と進み...大詰めだよ。
フランクの過去の殺戮を知り尽くしているハーモニカ VS 正体を知りたいフランクの男と男の闘いが始まる。
対峙する二人。言葉などいらない。
(過去の回想シーン)
凄惨なリンチ。
吊るされた兄。
肩車する弟。
ハーモニカを口に。
兄は弟を...
ああ、そうだったのか。
兄を吊るされた復讐だったんだね。
決着は一瞬。
去っていくハーモニカ。
そう。目的は果たしたからね。
シャイアンも去ってい.....この世からね
それぞれの生き様。
それ相応の報いを受ける。
そんな男たちのお話。
鉄道は大陸を横断し
新しい時代を迎える
人々は活気に溢れ
強く生きていく
ジルもねd(^-^)