Yukiko

しあわせの隠れ場所のYukikoのレビュー・感想・評価

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)
4.0
2017年12月24日
『しあわせの隠れ場所』 2009年制作
監督、ジョン・リー・ハンコック。

時々のジョークが効いてる(^^♪
笑わせていただきました♡

アメリカのテネシー州。
メンフィスで生まれ、父には会ったことがなく、母は
アルコールとコカイン中毒。
親から引き離され、転校を繰り返し、一度はホームレスに
なるなど過酷な少年時代を過ごしたマイケル・オアー
(クィントン・アーロン)。
一人雨に濡れながら夜道を歩いているところを、リー・アン
(サンドラ・ブロック)の家族を乗せた車が通りがかり、
声を掛け、自宅に連れ帰る。マイケルが高校2年次の頃。

マイケルの境遇を知り、リー・アン一家は家族に迎え入れ、
マイケルの後援者となる。
アメフトの才能があり、学力不足は家庭教師がつき、
大学に入学する為の奨学金を受給できるほどの成績となる。
そして、リー・アン夫婦の通ったミシシッピ大学を選び、
卒業時はプロのアメフト選手としてドラフト1巡指名を
受け、NFLデビューを飾る選手となっていく。
実話である。


貧しい境遇の人を家族に迎え入れ、学費も住居も与え、
支え育てていくという素晴らしい行いの家族の話。
なかなかできることではない。
アメリカの有名人の中に、後進国の子供を引き取り、
養子として育てているという話は割とある。

もし万が一、マイケルがこの家族に引き取られなかったなら、
一体どうなっていたか?と思うと、マイケルとこの家族との
出会いはとても素晴らしいこと、幸せなことだと思う。
それもこれも、持って生まれたマイケルの穏やかで素直な
性格が幸いしたのだと、この映画を観ていて思った。

いい話だった。
クリスマス映画として家族で観るのに良し(^^♪
クリスマス映画3本目。
Yukiko

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