高瀬とうや

ソウの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

ソウ(2004年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

オチを知っていたから驚きはあまり感じなかったので残念。

グロそうでちょっと嫌だったのだけど、ソリッドシチュエーションスリラーの名作とうたわれてるだけあって面白い。
末期がんのジグゾウが警察2人に追われ走って逃げられるとかちょっと首をかしげるシーンはあるけど、彼の動機はちょっとわかる。
というか、ストロベリーナイトにもこういうネタあったな。
「人の死を間近に見て自分の生のありがたみを感じて必死に生きるようになる」というの。

【ストーリーを忘れるであろう未来の自分用あらすじ】
廃墟に男二人が閉じ込められる。
足には鎖。
中央には頭を撃ち抜かれた男の死体。
脱出する方法は医師が、男を殺すこと。
もしそれがかなわなければ医師の妻子は殺されるという。
もちろん、監禁されてる二人も死ぬことになる。
期限がせまり、焦る医師。
結局、ノコギリで自分の足を切断。
男に銃を向け発砲するがその最中に犯人と思しき男が、医師の妻子の抵抗にあい、元刑事に追われ命からがら入ってきた。
男は便器を利用して犯人を撲殺。
医師は片足切断による大量出血で顔面蒼白になりながらも男に「必ず戻ってくる」と部屋を這い出る。
1人残された男の前に、死体だと思われた男が起き上がる。
全ての首謀者は彼だったのだ。
「お前の足枷の鍵はそこのバスタブに入ってる」というが、栓を抜いて鍵は流れ落ちてしまっていた。
絶望する男に対し、真犯人は「ゲームオーバーだ」と言い残し、部屋を出る。

真犯人・ジグゾウと呼ばれる男は自分の診断をぞんざいに扱う医師に恨みを抱いていたのだ。
そしてジグゾウは、余命いくばくもない自分と違って生を冒涜してる人間を捕らえ命の大切さを解らせるために無理難題なゲームをしかけていたのだ。
高瀬とうや

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