じょり

ヒドゥンのじょりのレビュー・感想・評価

ヒドゥン(1987年製作の映画)
4.3
①FBIと言えども何か生気のないロイドを自宅に呼ぶベックのイイ奴度 70%
②乗っ取られた役者達のノリノリ演技度 95%
③低予算と言いながらフェラーリ4台(ボディだけのも有)をオシャカにする監督のこだわり職人度 80%
予算的にB級扱いされてるようですが全然イケてます本作。暗いイメージのスナッチ物の割には明るくて、アメリカ西海岸の風景をバックにカラッと乾いた展開はSF好きでない方もバディ物あるいは80'sカルチャー堪能物として楽しく鑑賞できたのではないかと。
DVDのおまけの中で、監督はブルー系の色を極力使わないことで心理的に落ち着かせないことを意識したと答えていましたが、このおまけオーディオコメンタリーは他にも「予算があればココはこうする」といった、実践的で相当興味深い内容なので、映画好きの方は機会があれば再生して頂きたいです。金じゃないんですよ映画も!
スナッチされた俳優連のNOモラル演技が大変見所となっております!ストリッパーお姉さん気合入ってたなー!!
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