じょり

ジャッカルの日のじょりのレビュー・感想・評価

ジャッカルの日(1973年製作の映画)
4.3
①「言葉で説明するのは仏国側の捜査団だけで十分」と解釈できる、監督から観客への挑戦的演出度 90%
②オマール海老を手にしたまま昇天することだけはダサすぎて避けたくなる度 86%アーッ!
③技術が格段に進歩した現代でもジャッカルは通用する度 100%
「私、これくらいサクサク仕事できますけど何か?」みたいな、求人への応募で送ったら即採用間違いない売り込み映像、つまりどのくらいジャッカル(男前)が優秀なプロなのかセリフに頼らない表現が見事◎「この後どうなるの?」と考えてる途中に、もう次のカットが入って「もう車奪ったのね」的なシャープな流れ・視覚的演出、本作の良さはこれに集約されてます!
ボロい勲章なんて、使い時をいつから想定してたのかちょっと笑けてきたり、銃職人のような丁度いい渋さの爺様等キャラも文句なし。クライマックスへの盛り上げ方は、さすが『真昼の決闘』の監督でした!(リードの離し方だけはどーよ⁉︎)
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