これハッピーになれるよねー！映画の雰囲気は毎度おなじみアダム・サンドラー作品って感じで、変な人達・変な会話・変な行動のオンパレードなんだけど、そこに投入されたドリュー・バリモアとラブストーリーという要素が、日本人受けはそうしないコメディー感のサンドラー・ブランドをまろやかに味わいやすくしてくれている。といってもドリュー・バリモアだってコメディー部門もちゃんと担っていて、1日で記憶がなくなってしまうという点でもしっかり笑いを入れてくるのが好印象。「シックスセンス」を毎日見せさせられる家族というのが笑えるよね。この家族も変わり者ではあるんだけど、良い人たちなんですよ。ここグッとくる。でもサンドラー風味だからこそ、楽しく見れるわけで、他の作り方をしたらなかなかのシリアス映画になってしまう。船や絵を描くことなど、一つ一つがハッピーに繋がるようになっていてそれがまた素敵。
