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ボー・ジェストのBaadのレビュー・感想・評価

ボー・ジェスト(1939年製作の映画)
4.0
銀幕、という言葉がぴったりの美しい白黒映像のトーキー映画。『つばさ』『スタア誕生』のウィリアム・ウェルマン監督。主演は『つばさ』にも重要な端役で出演したゲイリ-・クーパー。

家宝の青いサファイアの盗難がきっかけでフランスの外人部隊に入隊した3人の兄弟の運命。物語の運びは定石を外さない面白さで、きれいに全ての伏線が回収されますが、最後までオチが判らず、ひっぱられました。

戦闘シーンも一カ所に集中していますが、緊迫感が途切れず見事です。

戦闘シーンだけでなく、三男のジョンと一人娘のイゾベルがピアノを中心に向かい合うシーンなども美しい。

(これも王道 2012/7/31記)
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