皇帝ペンギンが結婚して子育てする話。これを見るとペンギンがどうしてあの体型なのかがよくわかる。
正統派ドキュメンタリーだけど、映像と劇伴でこんなにも印象が変わるものなのね。交尾に至る過程が官能的に描かれていてドキドキしてしまった。
キャラバンから遅れるペンギンをほのぼのと見てたのに、完全に取り残され仲間の姿が一切見えない白い世界に虚しく響く鳴き声の絶望感たるや。
孵ったヒナがふっくらしはじめてからしばらく私は「かわいい」としか言わない機械と化した。またすぐに自然の厳しさを思い知らされることになるんだけど。