ブタブタ

パプリカのブタブタのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
3.5
早逝の天才・今敏監督最後の作品。
原作は言わずと知れた日本を代表する前衛実験小説家・筒井康隆。
『パプリカ』はまず95年に漫画家・萩原玲二によるコミカライズが今はなき講談社ミスターマガジンに連載されるも原作途中で終了。
あの頃は毎日埼京線の気が狂った様な満員電車に乗ってて、乗り換えの赤羽駅のキヨスクでミスターマガジンを買い『パプリカ』を読んでいた。
その8年後100ページ近い書下ろしを加えた『完全版』単行本が突然出た。
そしてさらに三年後、今敏監督によるアニメ映画化となる。
06年は当時務めていたブラック会社に仕事で大阪に行かされてて朝から晩まで働いてて記憶が曖昧。
『パプリカ』は大阪の梅田辺りの映画館で見た筈ながらよく覚えてない。
後DVDで見返す。
ヌルヌル動く壮絶な迄の作画と平沢進の音楽でトリップするドラッグムービー。
『虚構船団』など他の筒井康隆作品もアニメで見てみたいけど無理か。
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