このレビューはネタバレを含みます
公開当時R-指定に引っかかり
母と兄は「ハンニバル」を鑑賞して
自分だけ「天使のくれた時間」という
大人ファンタジー映画を鑑賞したという
懐かしい思い出がある作品。
うーん...やっぱり羊たちと比べたら
作品上しょうがないんだけどレクター博士の
出演シーンが多いせいかミステリアス度が
徐々に薄くなっていくように感じてしまう。
殺害シーンもせっせとハンドルぐるぐる回したり力任せにクロロホルム?押し当てたり、素早い動きで銃を拾ってポケットにモゾモゾしまったり、前作みたいな残酷で猟奇的だけどスタイリッシュに感じてしまうみたいな(脳みそクチュクチュはグロいけど◎)のは弱まっちゃったかな。
クラリスはジュリアン・ムーアも
決して悪くなかったけれども
演技力・ルックス・骨格・体つきなど
ほぼ同時期ぐらいの「パニックルーム」を見てしまうと、やっぱりジョディ・フォスターで見たかったなという思いになっちゃいます。
でもゲイリー・オールドマンやレイ・リオッタの怪演、フィレンツェの街並みや本格的なオペラシーンは良かったです。