トシオ88

女必殺拳のトシオ88のレビュー・感想・評価

女必殺拳(1974年製作の映画)
3.8
当時19歳の志穂美悦子の主役デビュー作。且つ必殺拳三部作の第一弾!😆。兎に角、キレとスピードのある彼女のアクションが凄い!そして数々の武具も完璧に使いこなして相手を叩きのめす🙈。華もありアクションも凄まじい女優さんは、もうこれから出ないだろうなぁ🥲。

ストーリーは、東映らしく破天荒で他にない味が堪らない😆。志穂美演じる李紅竜は、麻薬潜入捜査を行い行方不明の兄V3宮内洋を探しに、カンフー道着のまま横浜に。いきなりハマのカフェ☕️で爪楊枝でハエ🪰を何匹も撃墜する悦っちゃん🥰。凄い!
その後何やかんやあって、麻薬密売組織のアジトに乗り込む悦っちゃん😤。対する密売組織も世界🌍から暗黒暗殺団を各種取り揃えて迎撃!しかし悦っちゃんの敵ではなく、皆ハラワタが飛び出したり、血飛沫噴水⛲️となり惨死🤩。
特に楽しみにしていたのは、アマゾネス5と名のつく、タイ🇹🇭から来た女子キックボクサー暗殺団との対決だったが、悦っちゃんのキックに比べると全然ひ弱で、すぐに一掃。
そして一番の強敵は山本昌平演じる、日本橋洋食たいめいけん3代目オーナーみたいに肌が黒い用心棒。しかし最後は首を180度捻じ曲げられ、悪魔くんに登場する妖怪首人形のごとく、ギコギコ歩きながらの絶命😆😆。
いよいよラスボスは天津敏演じる社長角崎。メキシコ🇲🇽で牛50頭を始末したと豪語する鉤爪を装着して悦っちゃんとの一騎打ち!🐮。

途中、JAC社長千葉ちゃんも応援に駆けつけて、志穂美より更にキレのあるアクションを見せつけてくれる。東映の想定を上回る興収をあげて、志穂美悦子をスターに押し上げた本作。時代とか運命がもし違っていれば、真田広之のようなアクション且つ演技の出来る大女優になったかもしれないなぁ、などと夢想してしまいました😃🎬。
トシオ88

トシオ88