シェパード大槻

ドゥ・ザ・ライト・シングのシェパード大槻のレビュー・感想・評価

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)
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街は絵本の様相、純に狂っている人の清さ、老人の恋が始まった時に点く街灯。
人間にはシェパードからチワワまでというような種のバリエーションがなく猿までいかなければ類似の生物を見ないということが、遠い人種に対する拒絶感を生んでいるのか?歴史や自然条件と、人種の能力を分離できないために「〇〇人は無能」という判断に至り時には被差別側もそれを内面化することになる。正直、個人に勝る集団、種族というものを自分は感知したことがないから人種間衝突の原因や心理についてあまりわからなかった。陰湿さがないうるさい言い合いは日本では見られないね。